第114回医師国家試験 F45(2020年)
正答:b
問題
16歳の男子。前腕部の切創を主訴に来院した。高校の部活動中に転倒し、前腕部に3 cmの切創を負い受診した。意識は清明。体温36.7 ℃。脈拍100/分、整。血圧110/60 mmHg。呼吸数20/分。受傷部位以外に打撲、創傷は認めず、前腕部エックス線写真でも異常を認めない。
創部の洗浄、縫合処置を終えて、血液が付着したガーゼを廃棄する容器の表示はどれか。
a.図a
b.図b
c.図c
d.図d
e.図e

正答の理由
血液が付着した使用済みガーゼは感染性廃棄物として分別し、その容器にはバイオハザードマークを用います。患者に特定の感染症が判明していないことを理由に、感染性廃棄物の扱いから外しません。図bがバイオハザードマークです。
画像の見方
aは三つ葉形の放射線標識、bは3つの輪状構造からなるバイオハザードマーク、cはどくろ、dは感嘆符、eは胸部に星形のある人体のシルエットです。
各選択肢の検討
a.誤り。図aは放射線の標識です。
b.正しい。図bは感染性を示すバイオハザードマークです。
c.誤り。図cのどくろは急性毒性を示します。
d.誤り。図dの感嘆符は刺激性等の有害性を示します。
e.誤り。図eは発がん性などの健康有害性を示します。
覚えるポイント
血液付着ガーゼの容器表示はバイオハザードマーク。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。