第114回医師国家試験 F17(2020年)
正答:e
問題
気管支喘息患者で日内変動を認めるのはどれか。
a.残気量
b.肺活量
c.肺拡散能
d.1回換気量
e.ピークフロー
正答の理由
喘息では気道狭窄の程度が時間帯によって変動します。強く息を吐いたときの最大呼気流量であるピークフローを朝夕に測定すると、この変動を把握できます。
各選択肢の検討
a.本問では選ばない。気道閉塞による空気のとらえ込みで増えることがありますが、日内変動を追跡する代表的な指標ではありません。
b.本問では選ばない。換気障害の評価に用いますが、ここで問われる日内変動の指標はピークフローです。
c.誤り。肺胞から血液へのガス移動能力を評価する検査です。
d.本問では選ばない。安静呼吸で1回に出入りする空気量で、喘息の日内変動の代表的評価指標ではありません。
e.正しい。朝夕の測定値の変動が、変動性のある気流制限の確認に役立ちます。
覚えるポイント
喘息の日内変動を追うのはピークフロー。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。