飲酒の害に関する健康教育と一次予防|第114回医師国家試験F10

第114回医師国家試験 F10(2020年)

正答:c

問題

精神障害の一次予防はどれか。

a.就労移行支援の推進

b.病院における先進的治療の促進

c.飲酒の害に関する知識の普及活動

d.新規抗精神病薬の導入による迅速な症状改善

e.新たな脳機能測定方法を用いた精神状態の把握

正答の理由

一次予防は、病気が発症する前に危険因子を減らしたり健康教育を行ったりして発症を防ぐことです。飲酒の害を知らせ、健康を損なう飲酒を防ぐ活動がこれに当たります。発症後の治療や社会復帰支援、状態の評価とは区別します。

各選択肢の検討

a.誤り。就労移行支援は既に障害をもつ人の社会参加・職業生活を支える取組で、一次予防ではありません。

b.誤り。発症した病気への治療を進める取組です。

c.正しい。飲酒に伴う健康問題の発症を防ぐための知識の普及・健康教育です。

d.誤り。既に生じた症状を改善する治療で、発症前の予防ではありません。

e.誤り。精神状態の把握は評価・早期発見の領域であり、選択肢cのような発症を未然に防ぐ活動ではありません。

覚えるポイント

一次予防=発症前の健康教育・危険因子への対策。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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