第114回医師国家試験 E23(2020年)
正答:b
問題
脳梗塞で入院した患者に対し、言語聴覚士が評価を行うのはどれか。
a.見当識
b.嚥下機能
c.巧緻運動
d.四肢筋力
e.心理状態
正答の理由
言語聴覚士は言語・聴覚・コミュニケーションだけでなく、摂食・嚥下障害にも専門的に対応します。脳梗塞後には誤嚥や低栄養につながる嚥下障害が生じ得るため、嚥下機能の評価が重要です。
各選択肢の検討
a.本問では選ばない。見当識などの認知機能はチームで評価し、言語聴覚士が高次脳機能の評価に関わる場合もあります。職種の代表的な専門評価としてはbです。
b.正しい。摂食・嚥下機能の評価・訓練は言語聴覚士の専門領域です。
c.本問では選ばない。手指の巧緻動作などは主に作業療法の評価で扱います。
d.本問では選ばない。四肢の運動機能は医師や理学療法士等が評価します。
e.本問では選ばない。心理状態は多職種で共有し、必要に応じ心理職等が専門的に評価します。言語聴覚士が患者の心理を無視するという意味ではありません。
覚えるポイント
言語聴覚士はことば・聴覚に加えて、摂食・嚥下障害を扱う。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。