食事と成長ホルモンの抑制|第114回医師国家試験E21

第114回医師国家試験 E21(2020年)

正答:a

問題

健常成人の血中濃度で食事により値が低下するのはどれか。

a.GH

b.インスリン

c.グルコース

d.トリグリセリド

e.遊離サイロキシン〈FT4〉

正答の理由

GH〈成長ホルモン〉は、健常者では糖負荷に伴う血糖上昇によって分泌が抑制されます。本問はこの食後の糖代謝との関係を問うもので、aを選びます。GHは脈動性に分泌され、睡眠・運動・食事内容などの影響も受けるため、どのような食事でも必ず低下すると一般化はしません。

各選択肢の検討

a.正しい。健常者では糖負荷による高血糖でGH分泌が抑制されます。

b.誤り。食後は血糖上昇などに応じてインスリン分泌が増加します。

c.誤り。通常は糖質の摂取に伴って上昇します。

d.誤り。特に脂肪を含む食事の後には、カイロミクロンなどの増加によって上昇します。

e.誤り。食後に速やかに低下する代表的なホルモンではありません。

覚えるポイント

糖負荷でGHは抑制され、インスリンと血糖は上昇する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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