伝染性単核球症の後頸部リンパ節腫脹|第114回医師国家試験D11

第114回医師国家試験 D11(2020年)

正答:e

問題

溶連菌感染症との鑑別で伝染性単核球症を最も強く示唆するのはどれか。

a.頭痛

b.発熱

c.咽頭発赤

d.乾性咳嗽

e.後頸部リンパ節腫脹

正答の理由

伝染性単核球症では発熱・咽頭炎に加え、後頸部を含むリンパ節腫脹が手掛かりになります。発熱や咽頭発赤は溶連菌感染症でもみられるため、比較した選択肢では後頸部リンパ節腫脹が最も特徴的です。所見だけで確定せず、血液所見や抗体検査等と合わせます。

各選択肢の検討

a.非特異的で、鑑別の決め手ではありません。

b.両疾患にみられます。

c.両疾患でみられる所見です。

d.典型的な溶連菌咽頭炎では咳嗽に乏しいものの、乾性咳嗽だけで伝染性単核球症を強く示唆しません。

e.正しい。後頸部を含むリンパ節腫脹は重要な手掛かりです。

覚えるポイント

咽頭炎に後頸部リンパ節腫脹なら伝染性単核球症を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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