小脳性運動失調の病変側|第114回医師国家試験B7

第114回医師国家試験 B7(2020年)

正答:c

問題

右上肢に運動失調をきたす病変部位はどれか。

a.右放線冠

b.右中脳被蓋

c.右小脳半球

d.左延髄外側

e.左脊髄後索

正答の理由

小脳半球の障害は、病変と同じ側の四肢に測定障害や変換運動障害などを起こします。右上肢の運動失調に最も対応するのは右小脳半球です。

各選択肢の検討

a.右大脳からの運動路障害は主として左上下肢に現れ、右上肢失調の部位として合いません。

b.赤核やその周辺の小脳出力経路の障害では対側の失調が問題となり、右病変から右上肢という対応ではありません。

c.正しい。右小脳半球の病変は右上下肢の小脳性失調を起こします。

d.下小脳脚などを含む左延髄外側病変では通常、左側の小脳性失調が現れます。

e.左後索は同側の深部感覚を伝え、その障害による感覚性失調は左側に現れます。

覚えるポイント

小脳半球の病変と四肢失調は同側。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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