新生児の血球計数用微量採血容器|第114回医師国家試験A3

第114回医師国家試験 A3(2020年)

正答:a

問題

NICUに入院している日齢2(在胎30週2日)の新生児。血小板数の確認のため末梢血血液検査をすることとなった。検体提出のために必要な物品の写真(別冊No.1)を別に示す。

正しいのはどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

紫色の微量採血管①、黄色の微量採血管②、分離剤入り採血管③、汎用容器④、血液培養ボトル⑤
別冊No.1:検体提出用の物品①〜⑤ / 出典:厚生労働省・第114回A別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

血小板数は凝固を防いだ全血で測定するため、EDTA入りの血球検査用採血管を用います。写真①は紫色キャップの微量採血用容器で、新生児の少量検体に適しています。血清用容器では凝固時に血小板が消費されます。実際には色だけでなく添加剤表示、必要採血量、検査室の指示を確認します。

画像の見方

①は紫色キャップの微量採血用容器です。血球検査にはEDTA加全血が必要で、黄色キャップの血清用容器や血液培養ボトルと区別します。添加剤表示と施設の検査指定を確認して使用します。

各選択肢の検討

a.正しい。紫色キャップのEDTA入り微量採血管を選びます。

b.黄色キャップの血清用微量採血管で、血小板計数の目的に合いません。

c.写真の分離剤入り血清用採血管は、血小板計数用の抗凝固全血容器ではありません。

d.検体を入れる汎用容器で、必要な抗凝固剤入り微量採血管ではありません。

e.血液培養用ボトルで、血球計数を行う容器とは異なります。

覚えるポイント

血小板計数にはEDTA加全血。新生児では必要な検体量も考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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