射精に関わる胸腰髄の交感神経中枢|第113回医師国家試験F16

第113回医師国家試験 F16(2019年)

正答:d

問題

射精の中枢があるのはどれか。

a.大脳皮質

b.橋

c.頸胸髄

d.胸腰髄

e.腰仙髄

正答の理由

射精のうち精液を後部尿道へ送る過程は、胸腰髄からの交感神経によって調節されます。選択肢では胸腰髄です。射精全体は交感神経だけで完結せず、仙髄由来の体性神経による骨盤底筋の収縮なども協調して起こります。

各選択肢の検討

a.性的興奮や行動の調節には関わりますが、本問で問う脊髄の反射中枢ではありません。

b.排尿等の調節に関わる部位ですが、射精の交感神経中枢として選びません。

c.射精に関わる主な交感神経の起始レベルと異なります。

d.正しい。下部胸髄〜上部腰髄の交感神経が、精液の尿道への送出に関わります。

e.勃起や射出に関わる仙髄の経路もありますが、本問の正答となる交感神経中枢は胸腰髄です。

覚えるポイント

射精の送出は胸腰髄の交感神経、射出の筋収縮には仙髄の体性神経も関与します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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