時点有病率と罹患率の区別|第113回医師国家試験F7

第113回医師国家試験 F7(2019年)

正答:d

問題

ある一時点での割合を示す指標はどれか。

a.死亡率

b.出生率

c.致命率

d.有病率

e.罹患率

正答の理由

ある時点の集団のうち、その時点で疾病を持つ人の割合が時点有病率です。期間内に新しく発生した患者を対象とする罹患率とは、分子と時間の扱いが異なります。

各選択肢の検討

a.一定期間の死亡発生を人口等に対して示す指標です。

b.一定期間の出生発生を人口に対して示す指標です。

c.ある疾病の患者のうち、その疾病で死亡した者の割合です。単なる集団の一時点の疾病保有割合ではありません。

d.正しい。この設問では時点有病率を指します。なお有病率には一定期間の期間有病率もあります。

e.一定期間に新しく発病した患者の発生頻度を示します。

覚えるポイント

有病率は今ある患者、罹患率は新しく発生する患者を数える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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