第113回医師国家試験 E25(2019年)
正答:b
問題
長期間無月経をきたした女性で注意すべき続発症はどれか。
a.色素沈着
b.骨粗鬆症
c.子宮内膜症
d.末梢神経障害
e.月経前症候群
正答の理由
長期の無月経では、原因によっては低エストロゲン状態が続き、骨量低下や骨粗鬆症につながります。視床下部性無月経などでは栄養不足・エネルギー不足も骨に影響します。全ての無月経が低エストロゲンとは限らないため、まず原因を評価します。
各選択肢の検討
a.副腎不全等で無月経と併存することはありますが、無月経による代表的な続発症ではありません。
b.正しい。低エストロゲンが続く無月経では骨量低下に注意します。
c.エストロゲン依存性疾患で、長期無月経の代表的な続発症ではありません。
d.無月経そのものから一般的に生じる続発症ではありません。
e.排卵周期に関連した黄体期の症状で、長期無月経の代表的な続発症ではありません。
覚えるポイント
無月経の原因評価とともに、低エストロゲン・栄養不足に伴う骨量低下を確認します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。