慢性疼痛患者への共感|第113回医師国家試験E11

第113回医師国家試験 E11(2019年)

正答:a

問題

慢性疼痛患者への共感を示す言葉として、適切なのはどれか。

a.「その痛みはつらいですね」

b.「我慢できる痛みなら大丈夫です」

c.「痛みを受け入れることが大事です」

d.「自分はもっと強い痛みがありますよ」

e.「これくらいの痛みはよくあることですよ」

正答の理由

共感では、患者が経験している痛みとつらさを受け止め、それが伝わる言葉を返します。「その痛みはつらいですね」は、痛みを軽視せず患者の苦痛を認める表現です。

各選択肢の検討

a.正しい。患者の苦痛を認め、理解しようとする姿勢を示しています。

b.我慢できるかだけで大丈夫と決めつけ、苦痛や生活への影響を十分に受け止めていません。

c.治療として受容を扱う場合はありますが、この一言では患者の苦痛への共感より指示になっています。

d.医療者自身との比較は、患者の苦痛を小さく扱う印象を与えます。

e.痛みを一般化して軽く扱い、患者のつらさを否定されたように感じさせ得ます。

覚えるポイント

まず患者のつらさを認めます。比較・決めつけ・一方的な指示は共感と区別します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第113回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました