生活習慣病予防で優先する過剰な食塩摂取の改善|第113回医師国家試験B24

第113回医師国家試験 B24(2019年)

正答:a

問題

成人の生活習慣病の発症予防のために改善すべき習慣はどれか。

a.塩分摂取量12 g/日

b.食物繊維の摂取が50 g/日

c.肉類より魚介類を多く摂取

d.30分以上の運動を2回/週

e.ビール350 mL/日を2回/週

正答の理由

食塩12 g/日は出題当時の成人の目標量を超え、高血圧等の予防のため減塩が必要です。ほかの選択肢の摂取量や運動習慣を、全員に最適・無害と保証する設問ではなく、明らかな改善対象として過剰な食塩を選びます。

各選択肢の検討

a.正しい。出題当時の目標である男性8 g未満、女性7 g未満をいずれも超えています。

b.食物繊維は不足の改善が重視されます。50 g/日を全員へ推奨する意味ではなく、腹部症状や食事全体とのバランスは個別に確認します。

c.魚類を取り入れることは脂肪の質の改善につながります。調理法や塩分も確認しますが、この記載だけで優先的な改善対象とはしません。

d.定期的な運動習慣は有益です。運動強度や総活動量に応じて増量を検討しますが、運動していることをやめるべき習慣とはしません。

e.この量・頻度は大量飲酒を示すものではなく、本問では食塩過剰を選びます。ただし少量でも疾病リスクがあり、飲酒を健康増進のため勧めたり安全と断定したりはしません。

覚えるポイント

食塩12 g/日は減塩対象。他の選択肢を全員に最適な推奨量と読み替えない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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