成人と比べた乳児の体液調節の特徴|第113回医師国家試験B5

第113回医師国家試験 B5(2019年)

正答:a

問題

成人と比較したときの乳児の特徴はどれか。

a.尿濃縮力が低い。

b.体重あたりの体液の割合が少ない。

c.体重あたりの水分必要量が少ない。

d.体表面積あたりの不感蒸泄量が少ない。

e.体重あたりのエネルギー必要量が少ない。

正答の理由

乳児は腎尿細管機能が発達途中で、成人より尿を濃くする能力が低く、水分を保持しにくい特徴があります。体重に対する水分の必要量も多いため、摂取低下や発熱・下痢で脱水に傾きやすくなります。

各選択肢の検討

a.正しい。腎機能が未熟で、尿濃縮力は成人より低くなります。

b.誤り。体重に占める体液の割合は成人より大きくなります。

c.誤り。体重あたりの水分必要量は成人より多くなります。

d.誤り。乳児は体表面積あたりの不感蒸泄量も成人より多い傾向にあります。環境や発熱の影響も受けます。

e.誤り。成長と活発な代謝のため、体重あたりのエネルギー必要量は成人より多くなります。

覚えるポイント

乳児は「水分の割合・必要量は大きいが、尿濃縮力は未熟」。体重あたりと体表面積あたりを読み分ける。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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