第113回医師国家試験 A10(2019年)
正答:d・e
問題
経腟分娩における第2回旋の異常はどれか。2つ選べ。
a.額位
b.横位
c.高在縦定位
d.後方後頭位
e.低在横定位
正答の理由
第2回旋は、児頭が骨盤内を下降する際に、後頭部が母体前方へ向かう内回旋です。後頭部が後方に向いた後方後頭位や、低い位置でも矢状縫合が横径方向のままの低在横定位は、第2回旋の異常として整理します。
各選択肢の検討
a.児頭の屈曲が不十分な反屈位で、正常な屈曲の異常を考えます。第2回旋の異常を選ぶ本問の正答ではありません。
b.胎児の長軸が母体の長軸に対して横向きとなる胎位の異常です。児頭の骨盤内での内回旋とは異なります。
c.骨盤入口の高い位置で矢状縫合が縦径に一致した定位異常です。本問で問う内回旋異常の組合せには選びません。
d.正しい。後頭部が前方へ十分に回旋せず、後方を向いた状態です。
e.正しい。児頭が下降しても矢状縫合が骨盤横径に一致したままの状態です。
覚えるポイント
第2回旋は内回旋。後方後頭位・低在横定位を対応させる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。