急性心筋梗塞の合併症(採点除外)|第113回医師国家試験A5

第113回医師国家試験 A5(2019年)

正答:採点対象から除外(公式正答なし)

問題

急性心筋梗塞の合併症について誤っているのはどれか。

a.心破裂(blow-out型)は予後不良である。

b.乳頭筋断裂は前乳頭筋より後乳頭筋で多い。

c.心室中隔穿孔に対してカテーテル治療が考慮される。

d.房室ブロックは前壁梗塞より下壁梗塞で生じやすい。

e.Dressler症候群は心筋梗塞発症後1年以降に生じやすい。

正答の理由

本問は公式に採点対象から除外されています。公表理由は「選択肢の表現が不十分で正解を得ることが困難なため」です。以下は合併症を理解するための参考解説であり、特定の選択肢を公式正答として扱いません。Dressler症候群の典型的な時期は梗塞後数週で、機械的合併症や伝導障害とは機序を分けて整理します。

各選択肢の検討

a.参考:自由壁の破綻により急速な心タンポナーデや循環虚脱を来すblow-out型破裂は、致死的な合併症です。

b.参考:後内側乳頭筋は血流供給が比較的限られ、前外側乳頭筋より梗塞後の断裂を生じやすくなります。

c.参考:梗塞後心室中隔穿孔では外科治療が中心ですが、解剖・循環動態・手術リスクに応じて経皮的閉鎖が検討される場合もあります。すべての症例の標準治療という意味ではありません。

d.参考:下壁梗塞では房室結節への虚血や迷走神経活動亢進などに伴う房室ブロックが多くみられます。前壁梗塞の伝導障害は広範な障害を示し予後にも注意します。

e.参考:梗塞後の免疫性心膜炎で、典型的には発症後数週に生じます。「1年以降に生じやすい」は典型的な時期と一致しませんが、本問は採点除外で公式正答はありません。

覚えるポイント

採点除外の公式理由と、合併症についての参考医学解説を区別する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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