第112回医師国家試験 F34(2018年)
正答:a
問題
在宅医療におけるチーム医療として正しいのはどれか。
a.患者情報は職種間で共有する。
b.患者が独居の場合適応にならない。
c.チーム内の医師は一人の方が良い。
d.ケアマネジャー主体でチームを構成する。
e.多職種カンファレンスに患者の家族は同席できない。
正答の理由
在宅医療では、患者の目標や病状、治療方針、生活上の情報を、関わる職種が必要な範囲で共有して連携する。患者・家族も意思決定の当事者であり、特定の職種だけで一律にチームを支配する形にはしない。共有に当たっては本人の同意・プライバシーにも配慮する。
各選択肢の検討
a.正しい。支援に必要な情報を職種間で共有し、役割分担と共通の方針を持つ。
b.独居でも訪問診療・看護・介護や緊急対応などの支援体制を整えれば、在宅療養の対象となり得る。
c.複数医師の連携が必要な場合もある。医師の人数を一人に固定することが望ましいとはいえない。
d.ケアマネジャーは重要な調整役だが、在宅医療チームを必ずその職種主体で構成するわけではない。
e.患者・家族は重要なチームの構成員であり、希望や必要性を踏まえてカンファレンスに参加できる。
覚えるポイント
在宅チーム医療は患者中心の共通目標と、必要な情報共有・役割分担で支える。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。