ICFの対象と相互作用モデル|第112回医師国家試験F33

第112回医師国家試験 F33(2018年)

正答:d

問題

国際生活機能分類(ICF)について誤っているのはどれか。

a.疾病は健康状態に含まれる。

b.環境因子は背景因子に含まれる。

c.健康状態は参加に影響を与える。

d.対象を障害者とした分類である。

e.機能障害がなくても活動が制約される。

正答の理由

ICFは障害者だけでなく、すべての人の健康に関連する生活機能と障害を記述する分類である。健康状態、心身機能・身体構造、活動、参加と、背景因子である環境因子・個人因子の相互作用として捉える。したがって、対象を障害者に限定するdが誤りである。

各選択肢の検討

a.疾病は健康状態の一つであり、ICFモデルに関係する。疾病の診断分類自体はICDが担う。

b.環境因子は個人因子とともに背景因子に位置付けられる。

c.健康状態と参加は相互に関連し、健康状態は参加に影響し得る。

d.誤りであり正答。ICFは障害のある人だけに限った分類ではない。

e.活動は環境や他の構成要素からも影響を受けるため、心身機能の障害だけから一方向に決まるものではない。

覚えるポイント

ICFは全ての人を対象とする生活機能の相互作用モデルである。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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