第112回医師国家試験 F26(2018年)
正答:a
問題
頭位正常分娩の分娩第1期の内診で触れないのはどれか。
a.岬角
b.尾骨
c.坐骨棘
d.小泉門
e.矢状縫合
正答の理由
正常な広さの骨盤では、仙骨上端前縁の岬角は腟から高く遠い位置にあり、通常の内診では届きません。一方、坐骨棘などの骨盤指標と、先進する児頭の小泉門・矢状縫合は分娩進行や胎位を評価する目印になります。岬角に届く場合には狭骨盤を疑う所見として評価しますが、それだけで分娩方法を決めるわけではありません。
各選択肢の検討
a.正しい。正常骨盤では通常、指が届かない位置です。
b.骨盤出口側の後方の指標として触診できます。
c.児頭下降度を評価するstationの基準となる指標です。
d.児頭の向き・回旋を確認する目印になります。
e.児頭の位置・回旋を評価するために触れます。
覚えるポイント
岬角は通常届かない。坐骨棘はstation、小泉門・矢状縫合は児頭の方向の指標です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。