自記式心理検査と他者による評価|第112回医師国家試験F8

第112回医師国家試験 F8(2018年)

正答:c

問題

自記式の心理学的検査はどれか。

a.Rorschachテスト

b.津守・稲毛式発達検査

c.状態特性不安検査〈STAI〉

d.Mini-Mental State Examination〈MMSE〉

e.簡易精神症状評価尺度[Brief Psychiatric Rating Scale〈BPRS〉]

正答の理由

STAIは本人が質問に回答して、その時点の状態不安と、比較的持続する特性不安を評価する自記式検査です。質問紙を使う検査でも、養育者が子どもの様子を答えるものは、対象者本人の自己評価とは区別します。

各選択肢の検討

a.誤り。曖昧なインクのしみに対する反応を用いる投映法です。

b.誤り。養育者に乳幼児の日常の発達状況を尋ねる検査で、乳幼児本人の自記式ではありません。

c.正しい。本人が質問項目へ回答し、状態不安と特性不安を評価します。

d.誤り。検査者が質問・課題を提示し、見当識や記憶などを評価する認知機能検査です。

e.誤り。面接や観察に基づいて評価者が精神症状の程度を評定する尺度です。

覚えるポイント

自記式は本人の回答。STAIは状態不安と特性不安を評価する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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