第112回医師国家試験 E19(2018年)
正答:b
問題
胸やけの誘因となりにくいのはどれか。
a.過食
b.運動
c.肥満
d.高脂肪食
e.前屈姿勢
正答の理由
過食、肥満、脂肪の多い食事、前屈は胃食道逆流を生じやすくする代表的な条件です。これらに比べ、一般的な適度の運動は代表的な誘因としては選びません。ただし食直後の激しい運動や腹圧のかかる運動で逆流が増えることもあり、運動では胸やけが起こらないという意味ではありません。
各選択肢の検討
a.胃の膨張や胃内圧上昇などを介して逆流を助長します。
b.正答。選択肢の代表的な誘因との比較で選びます。運動の種類や食事との時間には留意します。
c.腹圧上昇などが逆流に関係し、減量で症状が改善することがあります。
d.症状を悪化させる食品の一つです。個人差を踏まえて調整します。
e.前かがみで腹圧がかかり、逆流を誘発し得ます。
覚えるポイント
GERDは過食・肥満・高脂肪食・前屈が誘因。運動の影響は種類とタイミングによる。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第112回医師国家試験問題および正答
- NIDDK:GERDの食事・栄養と体重管理
- University Hospitals Sussex:胃食道逆流の生活指導
- Choiら:食後運動と胃食道逆流(原著抄録)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。