対麻痺患者の坐骨部褥瘡|第112回医師国家試験C44

第112回医師国家試験 C44(2018年)

正答:a

問題

67歳の男性。3週間前に脊髄梗塞を発症し、下肢対麻痺を呈している。殿部に皮膚潰瘍を合併し、治療に難渋している。殿部の写真(別冊No.9)を別に示す。

この病変に関係するのはどれか。

a.坐骨

b.仙骨

c.尾骨

d.腸骨

e.大腿骨

正答の理由

公式正答は坐骨です。対麻痺では感覚・運動障害により圧迫を避けにくく、座位で荷重する坐骨結節部に褥瘡が生じます。ただし別冊No.9の写真は厚生労働省の公開PDFでは非公開のため、潰瘍の位置や深さをこのページの画像で確認することはできません。公式正答と一般的な解剖・圧迫部位に基づく説明です。

画像の見方

殿部写真(別冊No.9)は厚生労働省の公開PDFでは非公開です。病変の具体的な位置・創底・深達度を視認したとは扱わず、坐骨部という公式正答を解剖と圧迫機序から説明します。

各選択肢の検討

a.公式正答。坐骨結節は座位の支持点となり、対麻痺や長時間の車椅子使用で褥瘡を生じやすい部位です。

b.主に仰臥位で圧迫される代表的な部位です。本問の公式正答は坐骨です。

c.殿裂上方の正中部で圧迫・ずれの影響を受けますが、坐骨結節とは位置が異なります。

d.側臥位などで腸骨稜が圧迫されることがあります。座位の主な荷重点である坐骨とは異なります。

e.大転子は側臥位での褥瘡好発部位です。本問の公式正答の部位とは異なります。

覚えるポイント

座位は坐骨、仰臥位は仙骨、側臥位は大転子など、荷重点と褥瘡を結び付ける。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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