第112回医師国家試験 C6(2018年)
正答:e
問題
女子の二次性徴のうち最も遅れてみられるのはどれか。
a.初経
b.子宮発育
c.恥毛発生
d.乳房発育
e.全身の骨端線閉鎖
正答の理由
女子では乳房発育などから思春期の変化が始まり、恥毛発生、初経を経て、最終的に骨端線閉鎖によって身長の伸びが終了していきます。子宮の発育も思春期に進みます。初経後にも身長はある程度伸びるため、最も遅いものは全身の骨端線閉鎖です。発現時期には個人差があり、全ての骨端線が同時に閉鎖するという意味ではありません。
各選択肢の検討
a.初経は骨端線がすべて閉鎖する前に起こります。
b.思春期にエストロゲンの作用で子宮が発育します。最終的な骨端線閉鎖に先行します。
c.一般に乳房発育に続いてみられ、初経・成長終了に先行します。
d.思春期初期にみられる代表的な変化です。
e.正しい。成長が終了する段階の変化で、他の選択肢より遅くみられます。
覚えるポイント
乳房発育→恥毛発生→初経→骨端線閉鎖を基本の流れとして整理する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。