第112回医師国家試験 C5(2018年)
正答:d
問題
圧力波による一次爆傷を受けにくいのはどれか。
a.眼球
b.鼓膜
c.肺
d.胸椎
e.消化管
正答の理由
一次爆傷は爆発の圧力波による損傷です。鼓膜・肺・消化管などの気体を含む構造や眼球が障害されます。胸椎の骨折は、飛散物の衝突や身体が投げ飛ばされる機序などで生じうる一方、挙げられた臓器と比べると一次爆傷を受けにくいため、dを選びます。爆発で脊椎が損傷しないという意味ではありません。
各選択肢の検討
a.圧力波による眼球破裂などが起こりえます。
b.鼓膜破裂や中耳損傷は一次爆傷の代表です。
c.肺胞・肺血管の損傷により爆傷肺などを生じます。
d.正答。圧力波に特に弱い臓器群とは異なりますが、他の爆傷機序による骨折は起こりえます。
e.腸管の出血・穿孔などを生じます。
覚えるポイント
一次は圧力波、二次は飛散物、三次は身体の移動・衝突による損傷。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。