妊娠初期出血と絨毛膜下血腫|第112回医師国家試験B24

第112回医師国家試験 B24(2018年)

正答:d

問題

妊娠初期の性器出血の原因として正しいのはどれか。

a.子宮破裂

b.前置胎盤

c.癒着胎盤

d.絨毛膜下血腫

e.常位胎盤早期剝離

正答の理由

絨毛膜下血腫は絨毛膜と子宮壁の間などに血液がたまる病態で、妊娠初期の性器出血の原因となります。他の選択肢は主に妊娠中期以降、分娩時や胎盤娩出時の問題です。初期出血では流産や異所性妊娠の評価も必要です。

各選択肢の検討

a.誤り。典型的には妊娠後半・分娩時の重大な合併症です。稀な早期発症を完全に否定する意味ではありません。

b.誤り。典型的な出血は妊娠後半の無痛性出血です。

c.誤り。主な問題は胎盤が剝離しないことによる分娩時の出血です。

d.正しい。妊娠初期の出血原因として代表的です。

e.誤り。典型的には妊娠後半の腹痛・子宮緊張を伴う出血です。

覚えるポイント

妊娠週数と、出血に腹痛があるかを併せて考えます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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