医学的必要性と営利目的の検査|第112回医師国家試験B20

第112回医師国家試験 B20(2018年)

正答:c

問題

医師の職業倫理に<strong>反する</strong>のはどれか。

a.講演会に出席して新薬の説明を受ける。

b.手術成績の良い外科医に患者を紹介する。

c.病院経営改善を目的として検査の件数を増やす。

d.医療機器メーカー主催の医療機器講習会に参加する。

e.治験薬剤の適応に合致する患者に治験への参加を提案する。

正答の理由

患者の利益と医学的必要性を優先すべき診療で、病院収益を増やすために検査件数を増やすことは不適切です。企業が主催する講習会への参加や適格な患者への治験の提案自体が、直ちに倫理違反になるわけではありません。利益相反の管理や自由意思による同意は必要です。

各選択肢の検討

a.反しません。情報を批判的に吟味し、利益相反に注意して学習します。

b.反しません。適切な専門医への紹介は患者の利益になります。

c.反します。医学的必要性より経営上の利益を優先しています。

d.反しません。安全な機器使用を学ぶ機会となります。

e.反しません。科学的・倫理的に承認された治験について十分に説明し、自由意思を尊重する必要があります。

覚えるポイント

健全な病院経営と、不要な検査で収益を追うことを区別します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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