第111回医師国家試験 I25(2017年)
正答:c
問題
VDT作業が誘因となるのはどれか。
a.片頭痛
b.群発頭痛
c.緊張型頭痛
d.三叉神経痛
e.舌咽神経痛
正答の理由
画面を使う作業で同じ姿勢が続くことや精神的緊張は、頭頸部の負担と関連する緊張型頭痛の誘因となります。公式正答はcです。ただし明るい光・ちらつき・画面のまぶしさで片頭痛が誘発される人もおり、「VDTなら必ず緊張型」と診断するものではありません。
各選択肢の検討
a.公式正答ではありません。ただし光やちらつきなどは片頭痛の誘因にもなります。症状を踏まえて鑑別します。
b.誤り。片側眼窩周囲の激痛や自律神経症状などが特徴で、VDT作業との代表的な組合せではありません。
c.正しい。姿勢・頭頸部筋への負荷・ストレスなどとの関連を考えます。
d.誤り。顔面の短い電撃痛などが特徴で、この作業との代表的な対応ではありません。
e.誤り。嚥下等で誘発される咽頭・耳周囲の痛みなどが特徴です。
覚えるポイント
VDTに伴う頭痛は姿勢・環境・症状を評価。光刺激による片頭痛も区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。