第111回医師国家試験 I15(2017年)
正答:d
問題
小細胞肺癌で高値を示すのはどれか。
a.CEA
b.SCC
c.AFP
d.ProGRP
e.PIVKA-II
正答の理由
ProGRPは小細胞肺癌で上昇する代表的な腫瘍マーカーで、NSEとともに診断の補助や治療後の経過観察に用いられます。腫瘍マーカーだけで肺癌や組織型を確定することはできません。
各選択肢の検討
a.本問の最適肢ではありません。肺腺癌など多くの癌で用いられ、小細胞肺癌でも上がる場合はあります。
b.誤り。扁平上皮癌に関連するマーカーです。
c.誤り。肝細胞癌や胚細胞腫瘍などで用いられます。
d.正しい。小細胞肺癌に関連する代表的なマーカーです。
e.誤り。肝細胞癌のマーカーで、ビタミンK欠乏などでも上昇します。
覚えるポイント
小細胞肺癌はProGRP・NSE。マーカー単独で診断しない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。