肝硬変の成因の時代差|第111回医師国家試験I10

第111回医師国家試験 I10(2017年)

正答:c

問題

肝硬変の成因で最も多いのはどれか。

a.自己免疫性肝炎

b.B型肝炎

c.C型肝炎

d.アルコール性肝炎

e.非アルコール性脂肪性肝炎

正答の理由

2017年の本問では、日本の肝硬変の主要な成因であったC型肝炎が正答です。ただし成因構成は変化しています。2018〜2021年の診断例を対象とした全国調査では、アルコール関連肝疾患35.4%、HCV関連23.4%と、アルコール関連が最多でした。したがってcを現在の日本で常に最多と暗記しないようにします。

各選択肢の検討

a.誤り。成因の一つですが、出題当時の最多ではありません。

b.誤り。重要な成因ですが、当時はC型肝炎より少ない状況でした。

c.出題当時の正答。現在の成因分布とは区別します。

d.出題当時の最適肢ではありません。近年はアルコール関連肝疾患の割合が増えており、用語も調査の分類に合わせて読みます。

e.誤り。近年増加した成因の一つですが、出題当時の最多ではありません。

覚えるポイント

頻度の問題は年代を確認。肝硬変の成因はウイルス性から非ウイルス性へ変化している。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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