婦人科外来で用いる診察器具|第111回医師国家試験H18

第111回医師国家試験 H18(2017年)

正答:a

問題

器具の写真(別冊No.1 ①〜⑤)を別に示す。

婦人科外来の診察で用いない器具はどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

①〜⑤の器具を示す。②は二弁腟鏡、③は細い湾曲したゾンデ、④は先端を屈曲させた生検鉗子、⑤は長い把持鉗子。①の正式名は断定していない。
No.1:器具①〜⑤ / 出典:厚生労働省・第111回H別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

公式正答は①です。②は腟を展開して子宮頸部を観察する腟鏡、③は子宮の方向や長さを確認する子宮ゾンデ、④は組織採取用の生検鉗子、⑤は綿球などを保持する鉗子に相当します。これらは婦人科外来で目的に応じて用います。①の細かな器具名は写真のみで断定せず、通常の外来診察で用いる②〜⑤との区別に絞ります。

画像の見方

①〜⑤の器具を示す。②は二弁腟鏡、③は細い湾曲したゾンデ、④は先端を屈曲させた生検鉗子、⑤は長い把持鉗子。①の正式名は断定していない。

各選択肢の検討

a.正しい(用いない器具)。本問の公式正答です。②〜⑤のような通常の婦人科外来診察用器具とは区別します。

b.誤り。クスコ腟鏡に相当し、腟壁を開いて子宮頸部などを観察する際に用います。

c.誤り。子宮ゾンデに相当し、適応がある場合に子宮腔の方向や長さなどを確認します。全例に行う検査ではありません。

d.誤り。生検鉗子に相当し、子宮頸部などの組織を採取する際に用います。

e.誤り。綿球などの保持に用いる鉗子で、消毒や処置に使用します。

覚えるポイント

器具の形と、観察・計測・組織採取・保持という目的を結び付ける。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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