第111回医師国家試験 G27(2017年)
正答:e
問題
体重増加をきたしにくいのはどれか。
a.心不全
b.インスリン治療
c.甲状腺機能低下症
d.ネフローゼ症候群
e.副腎皮質機能低下症
正答の理由
副腎皮質機能低下症では、食欲低下や体重減少、脱力などが典型です。他の選択肢では、体液貯留や代謝の変化、治療に伴う体重増加が起こり得ます。すべての症例で必ず体重が増減するという意味ではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。うっ血による水分貯留で体重が増加することがあります。
b.誤り。糖の尿中喪失の減少や同化作用などにより、体重が増えることがあります。
c.誤り。代謝低下や水分貯留などにより、体重増加を生じ得ます。
d.誤り。浮腫による体液増加で体重が増えます。
e.正しい。食欲低下・体重減少が代表的です。
覚えるポイント
短期間の体重増加では脂肪だけでなく体液貯留も考える。副腎不全では体重減少。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。