第111回医師国家試験 G26(2017年)
正答:b
問題
頸部造影CT(別冊No.3)を別に示す。
このスライスレベルで**確認できない**のはどれか。
a.喉頭
b.甲状腺
c.外頸静脈
d.総頸動脈
e.胸鎖乳突筋

正答の理由
喉頭とその周囲の軟骨、両側の頸動脈、胸鎖乳突筋とその表層の外頸静脈がみえる高さです。甲状腺の実質は通常これより尾側で、この断面には確認できません。甲状軟骨は喉頭の軟骨であり、甲状腺そのものとは別です。
各選択肢の検討
a.誤り。中央前方の気道と周囲の軟骨から喉頭を確認できます。
b.正しい。甲状腺実質はこの断面に描出されていません。
c.誤り。胸鎖乳突筋の表層に小さな造影血管としてみえます。
d.誤り。喉頭の外側に動脈を確認できます。
e.誤り。両側頸部外側の筋として確認できます。
覚えるポイント
甲状軟骨と甲状腺を混同せず、頸部CTの高さと位置関係を読む。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。