ワクチン接種率と罹患率|第111回医師国家試験E6

第111回医師国家試験 E6(2017年)

正答:e

問題

ワクチン接種率が向上することで期待されるのはどれか。

a.感受性人口が増加する。

b.流行のピークが早まる。

c.罹病期間が長くなる。

d.潜伏期間が短くなる。

e.罹患率が低下する。

正答の理由

接種率が上がると、その感染症への免疫をもつ人が増え、罹患率の低下が期待されます。人から人へ伝播する感染症では集団免疫の効果も生じ得ますが、その大きさは病原体やワクチンの性質により異なります。

各選択肢の検討

a.誤り。免疫を獲得する人が増えるため、感受性人口は増加ではなく減少が期待されます。

b.誤り。流行を抑える効果が期待され、ピークが早まることを一般的効果とはしません。

c.誤り。罹病期間を長くすることは期待される効果ではありません。

d.誤り。潜伏期間を短くすることを接種率向上の一般的効果とはしません。

e.正しい。免疫をもつ人の増加により発症者が減り、罹患率低下が期待されます。

覚えるポイント

接種率向上で期待する基本的効果は罹患率の低下。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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