第111回医師国家試験 B30(2017年)
正答:b
問題
保健所の業務はどれか。
a.生活保護の認定
b.食品に関する営業者の監視
c.予防接種後の健康被害救済
d.地域包括支援センターの設置
e.休日夜間急患センターの設置
正答の理由
保健所は地域保健法に基づき、食品衛生や環境衛生、感染症対策などの企画・調整・指導や必要な事業を行う。食品を扱う営業者に対する監視・指導は代表的な食品衛生業務である。福祉事務所、市町村、国などが担う制度の実施と区別する。
各選択肢の検討
a.生活保護の実施機関・福祉事務所などが担う業務である。
b.正しい。食品営業施設への監視・指導などの食品衛生行政を行う。
c.予防接種法の健康被害救済制度に基づき、市町村への申請と国の認定等の手続で行う。保健所が独自に救済認定するものではない。
d.市町村などが介護保険法に基づいて整備する。
e.市町村などが医師会等と協力して初期救急医療体制を整備するもので、保健所固有の業務ではない。
覚えるポイント
保健所の代表業務は食品・環境衛生や感染症対策。福祉・市町村の実施業務と分ける。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。