潰瘍出血に対する経カテーテル動脈塞栓術|第111回医師国家試験B11

第111回医師国家試験 B11(2017年)

正答:c

問題

内視鏡による止血が困難であった十二指腸潰瘍出血に対するインターベンショナルラジオロジー〈IVR〉で使用するのはどれか。

a.エタノール

b.クリップ

c.コイル

d.ステント

e.フィルター

正答の理由

内視鏡的止血が困難な潰瘍出血では、血管造影で責任血管を評価して経カテーテル動脈塞栓術を検討します。金属コイルを用いて出血に関わる動脈の血流を遮断します。

各選択肢の検討

a.誤り。内視鏡的局注や一部の血管奇形の塞栓に用いることはありますが、潰瘍出血の動脈塞栓で本問が問う標準的な材料ではありません。

b.誤り。主に内視鏡的止血などで使用します。

c.正しい。動脈内に留置し、血流を遮断して止血します。

d.誤り。血管の開存維持などに用います。被覆ステントによる止血が選ばれる特殊な状況と、本問の標準的な塞栓材料を区別します。

e.誤り。下大静脈フィルターなど、血栓による肺塞栓を防ぐ器具です。

覚えるポイント

内視鏡で止血困難な潰瘍出血では、責任動脈へのコイル塞栓を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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