第111回医師国家試験 B6(2017年)
正答:a
問題
舌根と喉頭の協調運動によって喉頭蓋が傾いて誤嚥を防止する。
この協調運動において喉頭が移動する方向はどれか。
a.前上方
b.前方
c.前下方
d.後方
e.後下方
正答の理由
嚥下の咽頭期では舌骨・喉頭が前上方へ移動します。舌根の後方運動などと協調して喉頭蓋が倒れ、声門閉鎖や食道入口部の開大とともに気道を保護します。喉頭蓋だけで誤嚥を防ぐわけではありません。
各選択肢の検討
a.正しい。前上方への移動が、気道保護と食道入口部の開大に関わります。
b.誤り。前方だけでなく、上方への挙上も伴います。
c.誤り。下方ではなく上方へ移動します。
d.誤り。喉頭の主な移動方向は後方ではありません。
e.誤り。前上方と逆の方向です。
覚えるポイント
嚥下時は舌骨・喉頭が前上方へ動く。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。