脳卒中後の早期リハビリテーション|第111回医師国家試験B5

第111回医師国家試験 B5(2017年)

正答:b

問題

脳卒中後、早期にリハビリテーションを開始することで予防できるのはどれか。

a.不整脈

b.関節拘縮

c.消化性潰瘍

d.脳卒中再発

e.大腿骨頸部骨折

正答の理由

麻痺や臥床で関節を動かさない期間が続くと、関節可動域が制限され拘縮が生じます。全身状態に応じた良肢位、可動域の維持、段階的な運動を早期から行い、廃用と拘縮を予防します。発症直後から一律に高負荷の離床を行うという意味ではありません。

各選択肢の検討

a.誤り。不整脈の原因に応じた心電図評価や循環器治療が必要です。

b.正しい。可動域の維持や適切な姿勢管理が拘縮予防につながります。

c.誤り。危険因子に応じた薬物療法などで対応し、早期リハビリの代表的な直接予防効果ではありません。

d.誤り。血圧管理や病型に応じた抗血栓療法などの二次予防が必要です。

e.誤り。転倒対策や骨粗鬆症管理も必要で、早期リハビリ開始だけによる予防としません。

覚えるポイント

早期リハビリの代表的な目的は、廃用と関節拘縮の予防。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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