下腿に好発する硬結性紅斑|第111回医師国家試験A6

第111回医師国家試験 A6(2017年)

正答:b

問題

下腿に好発する皮膚疾患はどれか。

a.血管肉腫

b.硬結性紅斑

c.脂漏性皮膚炎

d.ケラトアカントーマ

e.血管性浮腫〈Quincke浮腫〉

正答の理由

硬結性紅斑は下腿、とくに下腿後面などに生じる皮下結節が特徴です。小葉性脂肪織炎を呈し、潰瘍化して瘢痕を残すことがあります。結核との関連が証明されるBazin硬結性紅斑と、関連が明らかでない結節性血管炎の扱いを区別します。

各選択肢の検討

a.高齢者の頭部・顔面などが代表的で、下腿が典型的好発部位ではありません。

b.正しい。下腿の皮下結節を生じ、潰瘍化することがあります。

c.頭皮、顔面、前胸部など皮脂の多い部位が中心です。

d.日光曝露部などのドーム状結節が典型で、下腿好発を特徴とする疾患ではありません。

e.口唇や眼瞼などの一過性浮腫が代表的で、下腿の慢性皮下結節とは異なります。

覚えるポイント

下腿の皮下結節で潰瘍・瘢痕を伴うときは硬結性紅斑を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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