第110回医師国家試験 I20(2016年)
正答:a
問題
骨髄異形成症候群の予後因子でないのはどれか。
a.LD 値
b.血小板数
c.染色体異常
d.骨髄芽球比率
e.ヘモグロビン濃度
正答の理由
MDSの代表的なIPSS-Rは染色体核型、骨髄芽球比率、ヘモグロビン、血小板数、好中球数で予後を層別化する。LD値はこのスコアの構成因子ではない。
各選択肢の検討
a.LD値は組織障害や細胞回転を反映することがあるが、IPSS-Rの予後スコア項目には含まれない。
b.血小板減少の程度はIPSS-Rの構成因子である。
c.染色体核型はリスク群に分類され、予後スコアに含まれる。
d.骨髄芽球比率が高いほどIPSS-Rで不良な点数となる。
e.ヘモグロビン濃度は貧血の程度としてスコアに含まれる。
覚えるポイント
MDSのIPSS-Rは核型、芽球比率、Hb、血小板、好中球で評価する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題(I問題)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
- 日本血液学会:造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(MDS)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。