全身麻酔急速導入の最初の投与|第110回医師国家試験H19

第110回医師国家試験 H19(2016年)

正答:a

問題

19 成人に対する全身麻酔の急速導入で最初に投与するのはどれか。

a.純酸素

b.筋弛緩薬

c.吸入麻酔薬

d.静脈麻酔薬

e.副交感神経刺激薬

正答の理由

急速導入では無呼吸中の酸素予備能を高めるため、薬剤投与前に純酸素で十分に前酸素化する。その後、静脈麻酔薬と筋弛緩薬を続けて投与し、気管挿管する。

各選択肢の検討

a.正しい。純酸素による前酸素化で肺胞内窒素を置換し、無呼吸中の酸素飽和度低下を遅らせる。

b.誤り。筋弛緩薬は前酸素化後、導入薬とともに投与する。

c.誤り。吸入麻酔薬は静脈麻酔薬を用いる成人の急速導入で最初に投与するものではない。

d.誤り。静脈麻酔薬の投与より前に、まず前酸素化を行う。

e.誤り。副交感神経刺激薬は急速導入の標準的な初回投与薬ではない。

覚えるポイント

急速導入前には純酸素による前酸素化を行い、その後に導入薬を投与する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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