第110回医師国家試験 H10(2016年)
正答:c
問題
10 シリンジを用いて静脈採血を行う手順を示す。
駆血帯を巻く → 静脈怒張を触知する → 採血部位を消毒する → ① 針刺入・逆流確認 → ② → 血液採取 → ③ → 針を抜く → ④ → 刺入部圧迫 → ⑤ → 絆創膏を貼る
a.①
b.②
c.③
d.④
e.⑤
正答の理由
駆血帯は採血中の静脈うっ滞を長引かせないよう早めに解除し、少なくとも針を抜く前に外す。提示された手順では採血後・抜針前の③が該当する。
各選択肢の検討
a.誤り。①は針を刺入して逆流を確認する前の時点である。
b.誤り。②は針の刺入・逆流確認の段階で、まだ採血開始前である。
c.正しい。図の③は血液採取後で抜針前に当たる。実際の採血では血流を確認したらできるだけ早く解除する。
d.誤り。針を抜くまで駆血帯を残すと、うっ滞や血腫のリスクがある。
e.誤り。刺入部を圧迫する段階では駆血帯はすでに外れている。
覚えるポイント
駆血帯は血流確認後できるだけ早く解除し、抜針前には必ず外す。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- EFLM: Guideline for venous blood collection, release tourniquet when blood flow begins
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。