高齢者の体温調節|第110回医師国家試験G28

第110回医師国家試験 G28(2016年)

正答:c

問題

高齢者の体温の特徴はどれか。

a.平熱が高い。

b.消炎鎮痛薬で解熱しにくい。

c.体温調節能が低下している。

d.外見から発熱を推測しやすい。

e.自分の体温変化に敏感である。

正答の理由

高齢者では加齢に伴い体温調節機能や暑さ・寒さを感じる機能が低下し、環境温度への適応が遅れる。平熱は若年者より高いとは限らず、発熱時も症状や外見に表れにくいことがある。

各選択肢の検討

a.誤り。高齢者は平熱が高いのではなく、基礎体温が低めで発熱時の上昇が目立ちにくいことがあります。

b.誤り。解熱薬への反応の差を特徴とする設問ではありません。

c.正しい。加齢により体温調節能が低下し、暑熱・寒冷環境への適応が難しくなります。

d.誤り。発熱時でも症状や外見上の変化が乏しく、外見だけで気づきにくいことがあります。

e.誤り。暑さや水分不足への感覚機能が鈍くなるため、自身の体温・環境変化に敏感とはいえません。

覚えるポイント

高齢者では体温調節と温度感覚が低下し、発熱や熱中症の徴候を見逃しやすい。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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