血液培養の採取法|第110回医師国家試験G25

第110回医師国家試験 G25(2016年)

正答:b

問題

血液培養の検体採取方法で適切なのはどれか。

a.動脈採血を第一選択とする。

b.複数部位より採取する。

c.血液量はなるべく少量とする。

d.ボトルに分注する前に針を交換する。

e.好気用ボトルに先に分注する。

正答の理由

血液培養は菌血症の検出率を高め、皮膚常在菌の混入を評価するため、成人では十分な血液量を複数セット採取する。通常は静脈穿刺で採取し、ボトルの採血口を消毒して接種する。

各選択肢の検討

a.誤り。通常は末梢静脈穿刺で採取し、動脈採血を第一選択とはしません。

b.正しい。異なる部位から複数セット採取すると検出率を高め、コンタミネーションの判定にも役立ちます。

c.誤り。採血量は培養陽性率に影響するため、少量に抑えるのではなく適切量を確保します。

d.誤り。採血針の交換を必須とする方法ではなく、ボトルの採血口を消毒し無菌的に接種します。

e.誤り。シリンジで採血した場合は、空気が嫌気ボトルへ入るのを避けるため、一般に嫌気ボトルを先に接種します(翼状針では器具内の空気を考慮し順序が異なる場合があります)。

覚えるポイント

成人の血液培養は抗菌薬投与前に十分量を2セット以上、別部位から採る。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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