第110回医師国家試験 G22(2016年)
正答:e
問題
22 健常な3歳児に認められる反射はどれか。
a.背反射
b.把握反射
c.Landau反射
d.緊張性頸反射
e.パラシュート反射
正答の理由
パラシュート反射は乳児期に出現し、その後も消失せず姿勢反応として残ります。把握反射や緊張性頸反射などの原始反射は通常もっと早期に消失するため、eが正答です。
各選択肢の検討
a.背反射(Galant反射)は乳児期の原始反射で、健常3歳児には通常残存しません。
b.把握反射は乳児期早期に消失する原始反射です。
c.Landau反射は乳児期にみられ、通常24か月までに消失します。
d.緊張性頸反射は乳児期早期に消失する原始反射です。
e.パラシュート反射は乳児期後半に出現する姿勢反応で、その後も残るため3歳児に認められます。正答です。
覚えるポイント
原始反射の消失時期と、姿勢保持に関わる反応の残存を区別する。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- Child Development. StatPearls.
- Pediatric Neurologic Examination. UMass Chan Medical School.
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。