障害者の権利と環境整備|第110回医師国家試験G17

第110回医師国家試験 G17(2016年)

正答:b

問題

17 障害者への対応について正しいのはどれか。

a.QOLよりも障害の治療を優先すべきである。

b.生活空間のバリアフリーを進めるべきである。

c.身体的な障害者が精神的な障害者より優先される。

d.事業主は障害者を雇用することを考慮しなくてよい。

e.障害のある人は身体障害者手帳の交付を申請しなければならない。

正答の理由

障害のある人の生活・社会参加を妨げる物理的障壁を取り除き、生活空間をバリアフリー化することが適切です。障害の種類や治療を優先する価値判断で対応を変えるものではありません。

各選択肢の検討

a.障害への対応では本人のQOLや参加を重視し、障害の治療だけを優先するのは適切ではありません。

b.生活空間の障壁を除くことは、障害のある人が自立して生活し社会参加するために重要です。正答です。

c.身体障害と精神障害を一律に序列化して優先順位を付ける考え方は適切ではありません。

d.事業主には障害者雇用の促進や合理的配慮等が求められるため、雇用を考慮しなくてよいとはいえません。

e.障害者手帳は障害福祉サービス等に関わる制度の一つですが、障害のあるすべての人に交付申請が義務付けられているわけではありません。

覚えるポイント

障害者支援では本人の参加を妨げる社会的・物理的障壁を取り除く。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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