第110回医師国家試験 G12(2016年)
正答:a
問題
12 胆石症の疝痛発作で関連痛がみられる部位はどれか。
a.右肩甲部
b.左肩甲部
c.左季肋部
d.右下腹部
e.左下腹部
正答の理由
胆石症の疝痛では右上腹部痛に加えて右肩・右肩甲部へ関連痛が生じることがあります。選択肢では右肩甲部が該当します。
各選択肢の検討
a.胆道痛は横隔膜・内臓求心路を介して右肩甲部へ関連するため、正答です。
b.左肩甲部は胆嚢の典型的な関連痛部位ではありません。
c.左季肋部は胃・脾・膵などの病変でみられ得ますが、胆石疝痛の典型部位ではありません。
d.右下腹部痛は胆嚢痛の典型的な関連部位ではありません。
e.左下腹部痛は胆石疝痛の関連痛として典型的ではありません。
覚えるポイント
胆道痛は右上腹部から背部・右肩甲部へ放散し得る。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- NSW Health: Abdominal assessment
- Khan M, et al. Upper abdominal pain: Gall bladder. BMJ. 2002;325:639.
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。