生命表から平均余命を求める|第110回医師国家試験G11

第110回医師国家試験 G11(2016年)

正答:b

問題

11 x歳での生存人数をlₓとし、x歳以上の定常人口をTₓとした場合、x歳の平均余命はどれか。

a.T₀/l₀

b.Tₓ/lₓ

c.Tₓ₊₁/lₓ₊₁

d.T₀/l₀−x

e.Tₓ/lₓ+x

正答の理由

x歳時点の平均余命は、その年齢以降の定常人口(Tx)をx歳の生存数(lx)で割った値です。よってTx/lxに一致するbが正答です。

各選択肢の検討

a.T0/l0は出生時の平均余命を表し、x歳時点の値ではありません。

b.Txはx歳以降に生きる延べ人年、lxはx歳時点の生存数なので、その比Tx/lxがx歳の平均余命です。正答です。

c.Tx+1/lx+1はx+1歳時点の平均余命であり、x歳時点ではありません。

d.T0/l0−xは出生時平均余命から年齢を引いた値で、実際のx歳生存者に条件づけた期待余命とは一致しません。

e.Tx/lx+xは年齢xを加算しており、x歳から先に生きる平均年数を表す生命表の定義に合いません。

覚えるポイント

平均余命exはTx/lx。x歳まで生きた人を分母にして、その先の延べ生存年数を割る。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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