第110回医師国家試験 F13(2016年)
正答:d
問題
妊娠末期の女性生殖器におけるオキシトシンの作用部位はどれか。
a.腟
b.子宮頸部
c.子宮峡部
d.子宮体部
e.卵管
正答の理由
妊娠末期には子宮筋層のオキシトシン感受性が高まり、オキシトシンは子宮体部の筋層を収縮させて陣痛を促します。
各選択肢の検討
a.誤り。腟は産道の一部ですが、オキシトシンによる陣痛の主な収縮部位ではありません。
b.誤り。子宮頸部は分娩時に熟化・展退しますが、オキシトシンの主要な収縮作用部位ではありません。
c.誤り。子宮峡部は下部子宮を形成しますが、陣痛を生む筋収縮の主座ではありません。
d.正しい。子宮体部の筋層(子宮筋層)がオキシトシンに反応して収縮します。
e.誤り。卵管は受精卵の移送などに関わりますが、妊娠末期のオキシトシンによる陣痛の作用部位ではありません。
覚えるポイント
妊娠末期のオキシトシンは子宮体部の筋層を収縮させる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。