第110回医師国家試験 E37(2016年)
正答:d・e
問題
ヒト免疫グロブリンとその特徴の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a.IgA 胎盤通過性を有する。
b.IgD 5量体を形成する。
c.IgE III型アレルギーに関与する。
d.IgG 4つのサブクラスがある。
e.IgM 感染早期に産生される。
正答の理由
IgGはIgG1〜4の4サブクラスを持ち、初回免疫応答ではIgMが先行して産生されるためdとeが正しい。
各選択肢の検討
a.誤り。胎盤を通過する主要な免疫グロブリンはIgGです。
b.誤り。五量体を形成するのはIgMであり、IgDではありません。
c.誤り。IgEはI型アレルギーに関与し、III型ではありません。
d.正しい。IgGにはIgG1、IgG2、IgG3、IgG4の4サブクラスがあります。
e.正しい。初回感染ではIgMが先に産生され、その後IgGへクラススイッチします。
覚えるポイント
胎盤を通過するのはIgG、五量体となるのはIgM。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第110回医師国家試験問題(E問題)
- 厚生労働省:第110回医師国家試験正答値表
- 医学・制度根拠
- Structure and Function of Immunoglobulins
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。