画像③は食道静脈瘤、⑤は表在性胃病変であり、両者は経口内視鏡治療の対象となる。|第110回医師国家試験E36

第110回医師国家試験 E36(2016年)

正答:c・e

問題

上部消化管の内視鏡像(別冊No. 5 ①〜⑤)を別に示す。

経口による内視鏡治療の適応となるのはどれか。2つ選べ。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤ 別冊 No. 5 ①〜⑤

別冊No.5の内視鏡像①〜③
別冊No.5①〜③ / 出典:厚生労働省・第110回E別冊(原本の該当ページ)
別冊No.5の内視鏡像④〜⑤
別冊No.5④〜⑤ / 出典:厚生労働省・第110回E別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

③は食道静脈瘤に対する内視鏡的結紮術など、⑤は胃の表在性隆起病変に対する内視鏡切除の対象となる像であり、正答はc・eである。病変の深達度や組織診断により実臨床での適応は異なる。

各選択肢の検討

a.誤り。①は胃内の隆起性病変だが、画像上、通常の内視鏡切除対象と判断する所見ではありません。

b.誤り。②は潰瘍性病変であり、内視鏡的切除の適応となる表在性病変像ではありません。

c.正しい。③は食道静脈瘤の像で、経口内視鏡による結紮などの治療対象となります。

d.誤り。④は進行した潰瘍浸潤性病変を示し、内視鏡切除の適応ではありません。

e.正しい。⑤は胃の表在性隆起病変で、条件を満たせば経口内視鏡切除の対象となります。

覚えるポイント

内視鏡治療の適応は病変の部位・深達度・形態で決まる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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